エイジングケアとしてのパーソナルカラー活用法

エイジングケアの新解釈;アタマを柔らかくしてみると

まず、エイジングケア。これはもっと身近な言葉で言えば「アンチエイジング」です。

ただ、私は「アンチ」という言葉をできるだけ使いたくありません。

なぜなら、年を重ねるという自然現象に対して「抗う」という意味を持つこの言葉には、少し違和感を覚えるからです。エイジングは、私たちが生まれた時から始まっている自然の一部です。

だからこそ、私は「エイジングケア」という言葉を選びます。実際の意味はアンチエイジングとほぼ同じですが、より自然に、優しく受け入れる姿勢を表現しています。

何より柔和さは若々しさに欠かせない要素ですから、トゲトゲせずに取り組みたいと思っています。

パーソナルカラーの発展的理解

次に、パーソナルカラーについてです。

1983年に日本に初めて紹介され、2002年頃から「イエベ」や「ブルベ」といった言葉が一般的になりました。

今ではドラッグストアのコスメコーナーでも、ユニクロやGUのサイトでも見かけるほど、広く知られるようになりました。

「似合う」「顔映りの良し悪し」ということから、ファッションネタとして扱われることの多いパーソナルカラーですが、実はパーソナルカラーの使い道はもっと多岐にわたるのに〜と、常日頃から思っています。

何より、ブルベ・イエベの理解があまりにもテンプレ的すぎるために、結果として残念なことも多々発生しているように感じています。

それではあまりにもったいないので、もう少し実利的な観点を交えながら、パーソナルカラーをお伝えしたいと思った次第です。

エイジングケアとしてのパーソナルカラー

ではここで、エイジングケアとしてのパーソナルカラーという視点を持つと、どうなるでしょうか?

年齢を重ねるにつれて、肌のハリやツヤが失われたり、髪の毛が細くなったりと、自然な変化が訪れます。

食事の量が変わらないのに代謝が落ちて太りやすくなることもあるでしょう。

これらの変化に対して、私たちはなんとなく心許なく、しょんぼり、、、となることも。

そのような時に、一働きしてくれるのがパーソナルカラーなのです。

内面のケアとしてのパーソナルカラー

パーソナルカラーを活用することで、外見だけでなく、内面的な気持ちやモチベーションもケアすることができます。

例えば、自分に似合う色を取り入れることで、気分が上がり、自信が持てるようになるのです。

鏡を見て、がっかりすることも減ってくるでしょう。

このように考えてみると、確かにパーソナルカラーは、見た目のエイジングケアに役立つだけでなく、内面のケアにもつながると言えそうですよね。

エイジングケアは人それぞれ

エイジングで心もとなくなる思いは人それぞれ。

外見の変化にため息をつくこともあれば、気持ちが沈んでモチベーションが低下することもあります。老後資金が心配でおしゃれを楽しめない、、、ということもあるでしょう。

そのため、このブログでは「パーソナルカラー」というキーワードを使って、様々な角度からエイジングケアとしてのパーソナルカラーについて考えてみたいと思っています。

まとめ

これから、このブログでは具体的なアイデアや方法を紹介していきますが、今日はまず、パーソナルカラーを「ファッションの一部」としてだけでなく、エイジングケアとして考えてみる新しい視点を持っていただければと思います。

次回も引き続き、このテーマについて深掘りしていきますので、どうぞお楽しみに。

今週の音声配信スケジュール

今回のブログの音声バージョンです。書き言葉ではなく話し言葉で、もう少しライトな感じでお楽しみいただけると思います。

■音声配信を文字起こし版テキスト投稿:2024年6月3日あたり(下記に追記します)

最後まで、お読みくださりありがとうございます。

音声配信の文字起こしダイジェスト版

  • #001:エイジングケアの再定義

エイジングケアと聞くと、多くの人が「アンチエイジング」を思い浮かべるでしょう。しかし、「アンチ」という言葉は何かに抗う感じがして、私はあまり好ましくありません。エイジング、つまり年を重ねることは自然な現象です。これに抗うのではなく、年齢に応じたケアをすることが大切だと感じます。

生まれたときからエイジングは始まっており、それなしでは生きていけません。だからこそ、自然に起きるエイジングに対して、自然な形でケアをしていくことが重要です。エイジングケアとは、成長過程に応じたケアのこと。成長期には栄養や睡眠が大事であり、年齢に応じて必要なケアも変わっていきます。これが、私の考えるエイジングケアです。

  • #002:パーソナルカラーの歴史とその活用

「イエベ」「ブルベ」という言葉が広く知られるようになり、ドラッグストアでもその分類が見られるようになりました。実はこの「パーソナルカラー」という概念が日本に紹介されたのは1983年のこと。私は1996年からこの仕事を始めましたが、その頃はまだパーソナルカラーの認知度は低かったです。

パーソナルカラーは、ファッションだけでなく、日常生活のさまざまな場面で役立つものです。エイジングケアの一環として色を活用することで、若々しく自分らしく過ごすことができます。色の力を使って、よりポジティブな日々を送ることができるのです。

  • #003:エイジングケアとしてのパーソナルカラー

エイジングケアとしてパーソナルカラーを活用することで、自然に年齢を重ねつつも、自分らしさを保つことができます。例えば、肌のトーンを明るく見せたり、シミやシワを目立たなくする色を選ぶことができます。これにより、自分の見た目に満足感を得られ、気持ちも前向きになります。

  • #004:内面のケアとしてのパーソナルカラー

パーソナルカラーは外見だけでなく、内面のケアにも大きな影響を与えます。鏡を見たときに、自分の見た目が良いと感じると気持ちも上がります。逆に、見た目が気に入らないと気持ちが落ち込むこともあります。パーソナルカラーを使うことで、肌が美しく見える条件を整え、自分に自信を持つことができるのです。

私自身、パーソナルカラーを意識するようになり、肌映りの良い色を選ぶようになりました。20〜30年前に診断を受けたとき、一番好きだった色が実は一番合わない色でしたが、今では肌に合う色を意識的に選ぶようになりました。それでも好きな色を使うことも忘れずに、上手くバランスを取っています。

  • #005:エイジングケアは人それぞれ

エイジングケアは一人ひとり異なります。それぞれの人に合った「ヘルパーカラー」を見つけることが大切です。例えば、私の両親は90歳を過ぎていますが、食器やテーブルセッティングに色を取り入れることで食欲が増すことがあります。私自身も毎晩テーブルクロスを変えることで、食事の時間を楽しく過ごしています。

このように、色の力を利用することで日常のちょっとした変化や楽しみを作り出すことができます。エイジングケアとしての色使いは、ファッションやインテリア、食事の時間など、さまざまな場面で活用できます。自分にとって必要なヘルパーカラーを見つけて、心も体も満たされるようにしましょう。

これからも、パーソナルカラーの話を続けていきますので、お楽しみに。最後までお読みいただき、ありがとうございました。かみいでした。

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