ラテ・ベージュにときめく

ベージュ、それもミルクティーのようなクリーミーで艶のあるベージュは、いつでも私を虜にします。

それがトップスとなれば、パカッと口を開けたがるお財布をセーブするのに必死です。

なぜならば、自分の肌を健康的に明るく見せてくれるだけではなく、瞳をキラキラと輝かせ、フェイスラインはすっきりと頬上げ小顔に見せてくれる…というパーソナルカラーのメリットだけでなく、

私のパーソナルカラーグループ(イエベ・春)以外の色たちとのコラボ力も抜群だからです。
攻略が難しそうな色でも、このクリーミーベージュがあるお陰で、私好みの配色を作ることができます。

なによりミルキーで艶やかな色には充足感が溢れています。
それだけで、大人の女性を一層素敵に見せてくれると思っているのです。

もちろん、それなりに…ですけれどね。
けれども、それが何よりも大事なこと。

ベージュの基本スタンス

一口にベージュといっても、そろそろオレンジと呼びたくなるような赤の終盤から、黄色の始まり辺りまで、カバーする範囲が広いのがベージュです。センターポジションはオレンジ。

トーンならば、ライトグレイッシュトーンからソフトトーン辺りまで。

色味の違いはもちろんですが、明るさや強弱が少し変わるだけで、ニュアンスが変わるのもベージュの面白いところ。
それがゆえに、ベージュ選びは難しいと感じる方も多いようですね。

ベージュが醸すムード

基本スタンスはオレンジの色相ですが、もっとかみ砕くならば、茶色に白をたっぷり混ぜた色がベージュです。
大地の色や、樹木ならば白木。
そこから「落ち着き」だったり「ナチュラル」といったイメージが醸し出されます。

「ナチュラル」な物を見ると、ほっとしたりくつろいだりしますよね。この辺りが「穏やか」や「マイルド」などを醸し出しています。

オレンジの賑やかしさがぐっと落ち着いて、大人びた印象となるのがベージュのムードです。

ときめくためのネーミング

ベージュの色域は広いので、自分にばっちりのベージュを選ぶためにもネーミングは大切です。
イエベ・春の私の場合は、ミルクティーのようなベージュなのですが、少し長いので「クリーミーベージュ」や「ミルキーベージュ」とかね。

「ティーベージュ」の方が響きは好きだけれど、色選びのポイントはミルキー(クリーミー)なので、今回はこの辺りで。

そうそう、「ココ・ベージュ」という色名もありますよ。
これは、もちろんシャネル(ココ・シャネル)に由来します。

シャネル好きな方だったら、このネーミングもときめきそうでいいですよね。

上質感を醸し出したいならば「リュクス・ベージュ」というのもありかも。

とはいえ、私の場合は、色選びの参考になるようなネーミングにしたいので、やっぱり「ラテ・ベージュ」かな。

パーソナルカラーならば

全グループありますよね。

気のせいか(そうでもないと思いますが)店頭に並ぶベージュも、春夏と秋冬では、トーンが違います。

イエベ・春の私の場合は、断然、春先派。
最近のアイテムはシーズンレスですから、ここぞとばかりにベージュアイテムを充実させることも。

こんな色と合わせるのが好き

手持ちのアイテムでは、こんな感じが多いかも。

①浅葱色(黄みの浅いブルー)は、1番好きな色と言えるかも。この浅葱色とベージュの組合せは、手を変え品を変えて、通年でヘビロテです。

配色理論的に言えば、補色配色(色相はオレンジとブルーだから)。
「補色」と聞くと、なんだかギラついた強さをイメージする人も少なくないと思うのですが、このようなマイルドは補色配色もありますよ。

②ラズベリーレッドやボルドーなどの、こってりした赤系統と合わせるのも大好き。
秋口に頻繁に登場させるコーデです。

③ベージュ×バイオレットの配色は、私にとっては、白×紺に匹敵するようなもの。バイオレットに限らず、パープルでもいいし、もちろん、深みのある紺色と合わせることも多いです。
マンセル値でいうところの、色相B〜PB〜Pあたりとベージュとの配色は、安心感と安定感が抜群です。

④イエベ・春ながら、ブルベ・夏の色に、ぐぐっと惹かれる私にて、どうしても配色もそのようになってしまいます。これではいけないと、イエベ・秋のグリーンなどとも合わせてみました。
「THEアースカラー」のようになると、アウトドア色が強くなり、インドア派の私にはフィットしないので、素材やシルエットで大人女性になるように工夫しないと。。。

⑤深みのある赤は意外に使いやすい1色です。トマトレッドあたりからブリックレッドあたりの赤とベージュは、類似色相の関係なのでまとまりやすいですよね。このイラストは2つのモチーフを使っているので、パッと目は2色配色ですが、この配色にダークブラウンを添えた3色配色も大好きで愛用しています。

⑥これは①と②を作っている時に、偶然できたカラーパターン。この色合いのボトムスは持っていませんが、絵画風のプリントスカートなどで見つけられるかも。大判スカーフでもいいなぁ。
見つけたいなぁ。。。

大人女性としての使いどころ

ベージュそのものが、穏やかでマイルドといった「大人的なニュアンス」をたっぷり含んでいますから、そのままでも十分に大人女性にはピッタリかと。

ただ、素材選びには気をつけたいところ。
厚手のコットン100%やチノパンツとなると、余りにカジュアルすぎて、庭仕事のオバさんっぽく見えてしまう気がします。

化学繊維が含まれた「トロミ系」素材など、ツヤ感はマストかなと勝手に思っています。

アイテム選びの一工夫:スロートレンドとロングライフ

ベージュはベーシックカラーの1色ですから、息の長い色と言えるでしょう。
配色相手も幅広い。
今回の配色パターンでは登場させませんでしたが、白系と合わせても、上質感と爽やかさがミックスされた洗練された配色になります。

とはいえ、素材次第で印象がぐんと変わってくるのもベージュの面白いところです。
お気に入りの素材&デザインを見つけたらならば、少しだけ奮発して、大切にお手入れして、バリエーション豊かに着こなすというのも一興といえそう。

配色パターンの上下反転バージョンです。
色々と組み合わせて、あなたならではのお気に入りパターンを見つけてみてくださいね!

大人女性としての底力を感じさせることができるかもしれませんよ!

最後まで、お読みくださりありがとうございます。