色合わせセンスが上達する洋服ダンスの収納方法

人生100年時代。
いよいよ後半1/2ライフ、何を着て過ごしたらいいんだろう…。
これまで似合っていた服は、なんだか微妙に合わなくなってきたようだし…。
と、アラフィフ悩めるファッション迷子の皆さんへ。

大丈夫ですよ!あなたには色の魔法がありますから!

こんにちは。かみい(よしのたかみ)です。

「何を着てもしっくりこない…」と感じる方々のために、色を上手に使って素敵に年齢を重ねる方法をお伝えしています。

名付けて「Kammy’sカラーマジックゼミ」。

このブログでは「Kammy’sカラーマジックゼミ」のエッセンスを、ギュギュッとコンパクトに役立つ情報に置き換えてお届けしています。是非、最後までお読み下さいませ。

色合わせセンスが上達する洋服ダンスの収納方法

ファッション迷子を脱出するために必要な7つの自分軸。
前回はその1つ目をお伝えしました。

洋服ダンスはあなたそのもの、ということについても。

その洋服ダンスを、色合わせセンス上達のために活用してみませんか?というのが今回のテーマです。

では、さっそく始めましょう!

洋服ダンスに並ぶアイテムたちは、正真正銘のリアルカラー教材です。

カラーカードって知っていますか?

使用目的は色々ありますが、色彩学を学ぶ時には欠かせない教材の1つです。
1番馴染みがあるのはPCCSの新配色カード199aあたりかな。

単語帳のようなスタイルで200色近い色紙が並んでいるのですが、とにかく綺麗で見ているだけでウットリ。

PCCS新配色カード199a

学校の授業や、色彩検定などでも使われていて、個人でも簡単に購入できます。

カラーカードが綺麗な理由とは。

綺麗ですよね〜。
あ、別に、カラーカードに限らず、色数の多い色鉛筆セットなどにもウットリしています。


随分と前に、東京の神田(⇐記憶怪しい。。。)の色紙専門店でも、陳列された棚を見てうっとりしていました。

でもね、ここまでのウットリ感を要求さえしなければ、あなたも私も、自分の家の中でウットリできるんですよ。

やることはたった1つ!


色を整理整頓して並べるだけ!!!

ね!簡単でしょ!

カラーカードを見て、色鉛筆を見て、色紙の陳列を見て、「綺麗だな〜」とウットリできたのは、それらの色がきちんと整理整頓されて並べられていたからです。

洋服ダンスのアイテムを、色のルールで並べてみましょう!

色を整理整頓して並べると綺麗なのは、洋服に限ったことではありません。
けれども、このブログはファッション迷子を脱出したいと思っている方のために書いているので、ここでは洋服を取り上げます。

ハンガー派、たたみ派と、お好みもあるでしょうし、収納スペースによっても、並び方はそれぞれかと思いますが、、、、、

一応レッスン的に言うならば、

・インナー
・アウター
・ボトムス

と分類して、あとは色の順番で並べる、というのがオススメです。

(実際に、私は、こんな感じで収納しています)

色の順番の基本形は、虹の色の並び方。

虹の色も綺麗で綺麗でたまりません!その理由は法則どおりに並んでいるからです。

その虹の色をお手本に、左から並べていきましょう。

赤系・オレンジ系・黄色系・黄緑系・グリーン系・ブルー系・藍色系・紫系

ピンク系は、紫系の右隣でもいいのですが、私は赤系の左隣にしています。
紫系の隣は、白・グレー・黒のモノトーン系。

ベージュやブラウンは、オレンジ系です。

お手本としてご活用ください。

どうですか?
まるでお洋服屋さんのように、綺麗なレイアウトになったのでは???

コーディネートに距離感のアイデアを取り入れましょう!

似たような色、反対の色、、、

カラーコーディネートの説明に頻繁に登場する言い方です。

なぜ似ているのか?
それは、色と色との位置が近いからです。

その一方で、反対の色とは、遠く離れた色のこと。

正しく並べられた色同士の距離感のことなんですよ。

だから、色を規則並べることで、カラーコーディネートのルールを、そのまま活かすことができるようになるわけです。

ちなみに、本当にキチンと並べようとすると、色は円形になります。
ピンク系は赤と紫の間です。

ピンクの位置はこの辺りです。

洋服ダンスが円形だったらいいのに!!!!!

と、いつも思っているのですが、残念ながら、それは叶わず。。。。。

なので、これについては、あなたの想像力を働かせて、「ピンク系と紫系はお隣同士」と覚えておいてくださいね。

近い色同士はまとまりやすく、離れた色どうしはメリハリ感のあるコーデになります。

ここまで整理整頓された洋服ダンスならば、並びが近い服と服は、色味が似たもの同士のはずです。

だから、まとまり感が作りやすい。

少し離れた位置同士の洋服を組み合わせれば、メリハリの効いたインパクトのある雰囲気になります。

実際に着る、着ないは、この際パス。

ひとまず、お洋服をカラーカードに見立てて、色合わせをあれこれしてみましょう。

いつものお馴染みコーデとは、ひと味もふた味も違った発見ができるはずですよ!

そのお馴染みカラーは、あなたをハッピーにしてくれる色ですか?

せっかくなのでもう1つレッスンを。

あなたの洋服ダンスの中で、スペースをたっぷり占めている色は何色ですか?

言い換えるならば、幅広に色と幅狭の色ということ。

幅広の色は、おそらくあなたにとって、お馴染みの色のはず。

・好きだから
・コーデしやすいから
・似合うから

などなど、理由は様々でしょうが、とにかく、あなたのお馴染みカラーです。

そのお馴染みカラーが、洋服ダンスを陣取っていることは、あなたにとってハッピーですか?

それとも、もっと他に、幅広だったらいいと思う色がありますか?

そのお馴染みカラーは、あなたの自分軸をしっかりと支えてくれる色ですか?
それとも、なんだかぐらぐらさせられる色ですか?

あなた軸のコーディネートをするために、これは、とても大切な質問です。

色で整理整頓された洋服ダンスを眺めながら、是非、じっくりと考えて見て下さいね。
もちろん、その前に、まずは、洋服ダンスを色のルールで並べることをしてみてくださいね。

これは、カラーコーディネートを上達させるための、とても実用的で、それでいて楽しいレッスン。
おまけに終わった後は、お洋服屋さんのような雰囲気になっていて、それだけでも何だか嬉しくなっている、というオマケもついてくる。

だから、カラーマジックゼミの皆さんには、必ず一度はトライしてもらっています。

だから!あなたにも是非ともトライしてほしいのです!!!

今回のまとめ

1)お手持ちアイテムをリアル教材として活用すればセンスアップに直結する。
2)虹の色をお手本に洋服ダンスの中のアイテムを色で整理整頓して並べてみよう。
3)近い位置に並ぶ服の色は、似通っているのでまとまりやすい。離れた位置に並ぶ服はメリハリ感やアクセント効果が高くなる。
4)着る着ないは、とりあえず無視。まずは色合わせを楽しんでみよう!

【Kammy’sカラーマジックゼミの7つの軸をマスターしたら?】

ブランドでもトレンドでもなく、“色”を軸に据えたコーディネートテクニックで、自分軸を見つけ、この先もずっと愛せるワードローブを整え、活き活きと素敵に年齢を積み重ねている。


最後までお読み下さりありがとうございました。ではまた次回、こうしてご一緒できることを楽しみにしています。

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