人生100年時代。
いよいよ後半1/2ライフ、何を着て過ごしたらいいんだろう…。
これまで似合っていた服は、なんだか微妙に合わなくなってきたようだし…。
と、アラフィフ悩めるファッション迷子の皆さんへ。
大丈夫ですよ!あなたには色の魔法がありますから!
こんにちは。かみい(よしのたかみ)です。
「何を着てもしっくりこない…」と感じる方々のために、色を上手に使って素敵に年齢を重ねる方法をお伝えしています。
名付けて「Kammy’sカラーマジックゼミ」。
このブログでは「Kammy’sカラーマジックゼミ」のエッセンスを、ギュギュッとコンパクトに役立つ情報に置き換えてお届けしています。是非、最後までお読み下さいませ。
ファッション迷子脱出の1つ目の鍵は…。
こんにちは、かみいです。
前回までをお読み下さった方々のために、今回から、いよいよ、ファッション迷子を卒業して、自分らしさ溢れる素敵な年齢を重ねるための秘訣「7つの自分軸」についてお伝えしていきますね。
まずは1つ目。
それは色とライフスタイルとを紐付けることです。
この場合の色は、服に限らず、インテリアや、その他の持ち物アイテム全てに言えることです。
けれども、話をシンプルにするために、ここでは、ファッションに絞ります。
あなたの手持ちアイテムは、あなたのライフスタイルの映し鏡です。
たった今、あなたはどんなお洋服を着ていますか?
部屋着?
お仕事着?(もしかしたら制服の人もいるかもですね)
お気に入りの洋服を着ていたりとか?
もしかしたら、お洗濯ローテの合間の間に合わせコーデ(私のあるあるです。。。。。)
これ以外の理由もたくさんあると思います。
けれども、たとえ、理由が何であったとしても、あなたが必要だと思ったからこそ、あなたの家の洋服ダンスに並んでいたわけですよね?
「必要だった?」
「いったいに何に?」
そんな声も聞こえてきそうですが、
はい!
確かに必要だと思ったはずですよ!
あなたの暮らしにとって!
「う〜ん、そうは言っても、この服は衝動買いだったんだけどな、、、、、」
はい!
確かに、衝動買いも必要だったはずですよ!
その時のあなたの某かにとって!
たとえ、それがストレス発散行為だったとしても、それは時には必要なこと。
どんな理由であれ、そのアイテムを必要だと思う日々の暮らし(暮らし方)があるわけです。
だから、手持ちアイテムは、全てライフスタイルを反映する映し鏡のようなもの。
こう聞くと、ギョットするかもしれませんが、鏡の中をじっくり覗くことで、ファッション迷子脱出のヒントが色々と見つかってくるから不思議です。
洋服目線でライフスタイルを具体化してみましょう。
耳慣れた「ライフスタイル」という言葉ですが、実は結構フワフワした感じだと思っています。
「暮らし方」とでもなるのでしょうが、これでも、依然としてぼんやりしているような、、、
話を進めるために、「洋服目線」×「暮らし方」としてみます。
当たり前ですが、好きな服だけで暮らしが回るとは限りません。
単身?
育児中?
介護中?
これだけでも、必要な服に違いがありそうです。
働いているならば、
・制服あり
・私服(きちんと感大切)
・私服(清潔であればOK)
これも、ワードローブに並ぶ洋服に違いがありそう。
何と言っても、多くの場合、予算の中でのやりくりですから。
その他には、
・お局がうるさい
・ママ友目線が気になる(ご近所目線というのもありますよね)
などなど。
これらの多くは外因なので、あなた自身がチョイスした暮らし方ではないかもしれません。言ってみれば、ご縁的ライフスタイルのようなもの。
「うーーーーん、、、、、別のご縁が良かったな、、、、、」と思うこともあるかもしれませんが、何であれ、あなたの暮らし方の一部分であることは事実ですよね。
お手入れ方法の好みだって、ライフスタイルです。
アイロンがけが大好きな友人がいます。
「ごめ〜ん、パジャマにアイロンかかってないけれど、これを着て」
以前、彼女の家に泊まった時に、こう言われて気絶しそうになりました。
だって、私は、アイロンがけが大嫌い! 今やハンカチくらいです(⇐自慢できることではありませんが。。。。。
だから、私のワードローブに並ぶ洋服は、ノーアイロンでOKなアイテムばかり。
ゴロゴロとするのも大好きなので、シワにならない素材というのもマスト。
洗濯機任せで大丈夫というのも譲れないところです。
価値観や好みもライフスタイルの顕れです。
断捨離、得意ですか?
実は私は苦手です。
もちろん、ゴミ屋敷に住むつもりもありませんし、洋服ダンスをはじめとした収納スペースに物があふれ出しているのも嫌いです。
収納スペースに収まってさえいればOK!
これが私の判断基準。
たとえ、この3年間、袖を通さなかった服であっても。
家族の人数分以上の食器であったとしても。
しばらくしたら、また、着たくなったりします。
「そうなったら買えばいい」という考えもありますし、そのアイデアを否定するつもりもありません。
、、、、、でもね、
そうなった時に、同じようなお気に入りに出会える確率って、かなり低いと思っています。
理由は簡単。
コスト問題。
原材料費やら人件費やら、あらゆる物が高騰しています。
ユニクロのカシミアのレビューには、これを物語るコメントが散見しています。
仕方のないこととはいえ、同じような物を、同じ価格では買えなくなる、ということが予見できるならば、大急ぎで捨てる必要もないかな、というのが今のところの、私の考え方。
でも、これも、ひとそれぞれ。
断捨離⇒ミニマリズムファッション⇒センスが良い、、、、、とは限りません。
これについては、正直なところ、別の機会に、じっくり深掘りしたいテーマです。
とはいえ、捨てる⇔捨てないネタが出たので、このタイミングで少しだけ。
アイテム数の多少とセンスの善し悪しとは比例しません。そもそも別次元の問題。
センスは理論も含めて経験値が左右します。
失敗も含めて、練習量の問題です。
その一方で、アイテム数の多少は、2つの角度から観ることができます。
1つは「ミニマリズム」という思想から。
もう1つは、収納スペースやお小遣いなどの物理的な角度から。
もし、もし、もし、もし、、、、、
今より大きい住宅で、クローゼットのスペースも広がって、洋服に費やすことができる予算が増えたならば、、、、、
所有するアイテム数に変化があるかもしれませんよね。
確かに、たくさんアイテムを持っているだけでは、コーデできないかもしれません。
けれども、コーデの技法やテクニックを分かっていれば、アイテムを使い熟すことができます。
ざっくり言ってしまえば、
アイテム数が少なくてセンスのいい人もいれば、
アイテム数が少なくてセンスの残念な人もいる。
アイテム数が多くてセンスの残念な人もいれば、
アイテム数が多くてセンスのいい人もいる。
ただ、それだけのことです。
余談になりますが、ミニマリストネタがウケるのは、それが扱いやすいから。
諸事情を背景として、共感が得られやすいからです。
「洋服ダンスのアイテムが少ない人はセンスが悪い!」なんていうネタにしたら、、、、、
炎上案件になりますよね。
全てのアイテムには色がある。
あなたの手持ちアイテムはあなたのライフスタイルに紐付いている、ということについて、何となくお分かりいただけましたか?
もし、未だ、?????ならば、ゴメンナサイ。
私の筆力が未熟だからです。一層、精進しますので、今しばらく猶予をくださいませ。
そして、そろそろ色ネタに移行させてくださいね。
全てのアイテムには色があります。
白や黒のモノトーンであっても、それは色です。
そして、色には色々な働きがあります。洋服バージョンでお伝えするならば、、、
・汚れが目立ちにくい、とか、
・優しい雰囲気に見せてくれる、とか、
・仕事できそうに見せてくれる、とか、
・悪目立ちしない、とか、
・若々しく健康的に見せてくれる、とか、
とかとかとか。
・上品に見せてくれる、とか。
・アクティブで活動的に見せてくれる、とか。
・朗らかで楽しそうに見せてくれる、とか。
とかとかとか。
どんなあなたで在りたいですか?
あなたが望むライフスタイルに貢献する色を見つける。
これが、ファッション迷子脱出の1つ目の鍵「色とライフスタイルとの紐付け」です。
見た目の印象だけでなく、
汚れやメンテナンスに関係すること、
組合せの便利さのこと、
ロングライフのアイテム好みか、それともショートスパンのトレンド派か、などなど。
これらの「あなた基準」に役立つ色を選ぶと、着ている服に対する納得度と満足感が高まります。
これが初回にお伝えした「心着地感」に通じていきます。
「貢献する色」などと、少しかしこまった言い方をしましたが、要は「役立つ色を選ぶ」ということ。
もっとざっくばらんに言うと「色に働いてもらいましょう!」です。これは、カラーコーディネーターとしての、私の基本的な考え方です。少し前になりますが、stand.fmでもお伝えしたことがあります。
もう少し詳しく知りたい方は、スタエフをお聴き下さいませ。
ライフスタイルには変化するものとしないものとがある。
実際のところ、ライフスタイルは、自分一人で決まるわけではありません。
だからこそ、変化もするし、変化もしない、そのどちらもあります。
「自分軸づくり」をする場合は、できるだけ「変化の少ない」ものをベースにしたいところです。
まずは、今回、あれこれとお伝えした中から、あなたが、これまでの人生で、余り変わらない感覚をピックアップしてみてください。
例えば、私ならば、、、、、
・学生時代から、それほどトレンドを追っかけることに熱心ではなかった。
・(顔色は綺麗な方がいいとは思っているが)メイクはあっさり済ませたい。
・コーデパターンのスケジュール化は飽きてしまう。
などなど。
お時間のある時にでも、是非、洋服ダンスの扉を開けて、じっくり観察してみてください。
きっと、色々なヒントに気づくことができるはずですよ!
それこそが、あなたの「自分軸」の中核になってくるはずです。
今回のまとめ。
1)手持ちアイテムはライフスタイルを反映している。
2)ライフスタイルは、自分一人で決まってくるわけではない。
3)変わらない価値観は、ライフスタイルの中核であると同時に「自分軸づくり」にとっては貴重なリソース。
【Kammy’sカラーマジックゼミの7つの軸をマスターしたら?】ブランドでもトレンドでもなく、“色”を軸に据えたコーディネートテクニックで、自分軸を見つけ、この先もずっと愛せるワードローブを整え、活き活きと素敵に年齢を積み重ねている。
最後までお読み下さりありがとうございました。ではまた次回、こうしてご一緒できることを楽しみにしています。
