ファッション迷子の正体

人生100年時代。
いよいよ後半1/2ライフ、何を着て過ごしたらいいんだろう…。
これまで似合っていた服は、なんだか微妙に合わなくなってきたようだし…。
と、アラフィフ悩めるファッション迷子の皆さんへ。

大丈夫ですよ!あなたには色の魔法がありますから!

こんにちは。かみい(よしのたかみ)です。

「何を着てもしっくりこない…」と感じるファッション迷子の方々のために、色を上手に使って素敵に年齢を重ねる方法をお伝えしています。

名付けて「Kammy’sカラーマジックゼミ」。

このブログでは「Kammy’sカラーマジックゼミ」のエッセンスを、ギュギュッとコンパクトに役立つ情報に置き換えてお届けしています。是非、最後までお読み下さいませ。

ファッション迷子ってどんな人???

ところで、あなたは魔法好きですか? 
私は大好き!理由は簡単。ワクワクするからです。
本当に魔法があるのか、魔法をかけることができるのか、はさておいて、考えるだけで楽しい気分にさせてくれる、それが「魔法」という響きの魅力の1つだと思っています。

カラーコーディネートのテクニックというよりも、色の魔法と言うだけで、なんだか人生そのものまでウキウキできそうな気がします。

実際に、色には色々なエネルギーやパワーがありますから、それを使わない手はないですしね。

さて、気になるのはその魔法の使い道。

ここでは、ファッション迷子を取り上げてみたいと思っています。

ところで、ここで1つ疑問が?????

「そもそも、ファッション迷子って、いったいどのような人なの?????」

魔法をビシッとかけるためには、その対象となる人をはっきりさせておいた方がよさそうです。
「ちちんぷいぷい」と杖を向ける相手、そんなイメージでしょうか。

  • 何を着たらいいか分からない
  • 何を着ても似合わない
  • 何を着てもしっくりこない

集まる声から想像すると、ざっとこんな感じが「ファッション迷子」のようですね。

「分からない」「似合わない」「しっくりこない」を、もう少しだけしつこく考えてみると…

  • 「分からない」チーム
  • 「似合わない」と「しっくりこない」チーム

とに分けることができそうです。

なぜなら「分からない」は、服選びの時、つまりは服を着る前に思う感覚です。

その一方で、「似合わない」「しっくりこない」は、選んだ服を着た後に思う感覚だからです。

とはいえ、「似合わない」「しっくりこない」という経験が積み重なって、「何を着たらよいか分からない」ということもありえそうですね。

この場合は、「似合わない」「しっくりこない」が先にあって、「分からない」が後にくることと言えそうです。

結局の所、「何を着たら…」「何を着ても…」という気持ちが、ぐるぐると迷走しているような状態、これが「ファッション迷子」の状態なのかな、と捉えることができそうです。

ファッション迷子の状態

ファッション迷子に魔法をかけるとしたならば?

  • 似合うの見つけ方?
  • トレンドの取り入れ方?
  • 好きな服の着こなし方?
  • 着回し方法?
  • コーディネートのテクニック?

何だかファッション雑誌の特集みたい。

まぁ見方を変えれば、ファッション雑誌もある意味では、私たちの生活に魔法のスパイスをふりかけるような役割がありますよね。

見ているだけでうっとりしてみたりとか。ついついお財布の紐を開けたくなったりとか。

ここで、2つ目の疑問が?????

ファッションアドバイス的な情報って、すでに溢れていますよね。
雑誌、ネット記事、インフルエンサーさんの投稿などなど。

既に山盛りてんこ盛りです。

でも……、私たちは依然として悩んでいますよね〜。

何だか不思議ですよね……?
アドバイスは溢れているのに悩みはつきない……。

  • 似合うの服の見つけ方
  • トレンドの取り入れ方
  • 好きな服の着こなし方
  • 着回し方法
  • コーディネートのテクニック

確かにどれも役立ちそうですが、今って情報が多すぎて、どれを優先させたらいいか迷ってしまいませんか?あっちを立てれば、こっちが立たず、、、みたいな感じで。

それこそ情報迷子のような状態。。。。。

迷子から抜け出すために真っ先にやることとは…

私たちは迷子から抜け出したいわけですから、何はともあれ、まずは抜け出している状況をイメージしてみましょう。いわば未来の自分の姿ですよね。

ファッション迷子から抜け出している状態って?

「分からない」「似合わない」「しっくりこない」がファッション迷子の正体とするならば、
「分かっている」「似合っている」「しっくりしている」状態になっていれば、もはや迷子でないと言えるのかな、と言えそうです。

  • 何を着たらよいか分かっている
  • 何を着ても似合っている
  • 何を着てもしっくりしている

うぉぉぉぉ〜、最高ですよね〜。

さすがに「何を着ても…」というのは、いささが贅沢で欲張りだとは思いますが、
少なくとも、自分のワードローブの中の洋服の中から「何を着てもOK!」の状態だったら最高ですよね。

つまり私たちの目指すゴールは
「分かっている」「似合っている」「しっくりしている」状態ということ。

このために色の魔法を使っていけばいいわけですよね。

よしよし、「ちちんぷいぷい」のためのピントが、段々と定まってきたようです。

さてここで、次なる疑問が?????

「似合っている」と「しっくりしている」は同じなのか?

「似合う」を知るためのツールが人気です。
・似合う色(パーソナルカラー)診断
・骨格診断
・顔タイプの診断
などなど。

私もかれこれ30年近く、服選びの参考にしています。
「似合う」については、また別の機会にゆっくりお伝えしますが、今のタイミングで考えておきたいことは、「似合っている」と「しっくりしている」は、はたして同じなのか?ということ。

なぜなら、「似合う」と「好き」は必ずしも一致するとは限らないからです。

その理由は選ぶ基準が違うから。
「好き」は、文字通り「好き」ですよね。あなたが「好き」と思えば、ハイ!決まり!!!なわけです。
選ぶ基準は自分目線。以上、終わり!!!

その一方で、「似合う」はバランスや相性のようなものです。


例えば似合う色ならば、顔の中にある色と、お洋服の色とのバランス。
顔タイプであれば、顔立ち(顔の中にあるラインや形)とお洋服のラインや形とのバランス。
骨格判断ならば、ボディのシルエットとお洋服のシルエットとのバランス。

「好き」よりは、少しクールで冷静な選び方ですよね。大人目線といった感じ。

こんな風に「好き」と「似合う」は、そもそも選び方の基準や前提が違っているので一致するとは限らないわけです。むしろ一致したら奇跡かも!

一般的には、好きな色と似合う色が一致するケースは50%にも満たないと言われています。
私も大勢のクライアントさんを通じて、同じような感想を持っています。

それがために「似合うのは分かっているけれど、好きじゃないから着ない」と言う人がいたり、「好きなものを着るのが1番」と発言する人もいるわけです。

つまりは、気持ちにしっくりきていないわけですよね。似合うというだけでは。

とはいえ、好きが似合うとは限らないのは今では周知の事実。
となると、好きだけでも迷子になりそうですし、似合うだけでも迷子になりそうな予感がします。

このように考えてくると、どうやら「しっくりする」を深掘りすることが、ファッション迷子からの脱却を可能にしてくれそうな気がします。

「しっくり」を深掘りするために、ネット辞書をぐぐってみました。

どうやら、調和だけではなく、安定、落ち着くなどのニュアンスが含まれいるのが「しっくり」のようです。

着心地ならぬ心着地として「しっくり」的な感じかも。

着心地が良い服っていいですよね。

この着心地は、素材感だったり、サイズ感だったりに関係することが多いようです。あるいはフィット感とかも着心地の良さに関わっていますよね。そして大抵の場合はお気に入りの1枚のはず。

この着心地の文字を入れ替えて心着地(ここちゃくち)とでも呼んでおきます。とすると「しっくり」の正体に迫ることができそうです。

心着地(ここちゃくち):心が着地している状態。ぐらぐらしていない状態。といったん定義しておきます。

そうすると
・何を着たらいいか分からない
・何を着ても似合わない
・何を着てもしっくりこない
のような「なんか■■■だよな、、、、、」といった、モヤモヤ感が残るファッション迷子の状態は、心着地(ここちゃくち)ができていない状態と解釈することができそうです。

鏡の中の自分を見て「うん、これでOK!」とならずに、「なんだかな〜、、、、、」と心がぐらぐらしているような状態。これって、まさにファッション迷子の状態と同じですよね。

なぜぐらぐらするのか?

ぐらぐらしている物ってありますよね。
わざとぐらぐらさせている場合もあれば、望まないのにぐらぐらしてしまう、というケースもあるかと思います。

わざとぐらぐらさせるのは、遊びや余裕のような感じでポジティブですが、
望まないのにぐらぐらしてしまうは、なんだかネガティブというか残念な感じがしますよね。

となると、ぐらぐらしないようになることが迷子からの脱出方法となってきそうな予感。

しめしめ、「ちちんぷいぷい」のためのピントが、益々と定まってきています。

当然ですが、軸がしっかりすれば、ぐらぐらしなくなります。
そして、しっかりした軸があるからこそ、あえてぐらぐらさせる(遊びを持たせる)こともできるようになります。話しの方向がそれますが、遊びがあるって粋ですよね。

ならば、まずは軸作りから。

軸の考え方は色々あるでしょうが、私はカラリストなので、色を軸にして着こなしの軸を考えています。

軸の数は7つ。
色の正体は光であることを発見したニュートンが、色のスペクトル(虹状の状態)から、代表となる色の数をあえて7としたことに因んでいます。

またまた余談ですが、ニュートンは、当初5色をぱっと選定したそうです。けれども7にしたかった。なぜならば、ニュートンは神秘主義思想の持ち主でもあったからと言い伝えられています。

西洋では7は神秘の数とされています。
カラーマジックにぴったりだと思いませんか?

というわけで、ファッション迷子から抜け出して、素敵に年齢を重ねるためのカラーマジック(色使いのテクニック)の軸は、7つです。

7つの軸に何があるのかをお伝えするのは、また別の機会にさせてください。
そろそろ4,000文字に迫ろうという状況なので。

本日のまとめ。

ファッション迷子の正体は?
「何を着てもしっくりこないと思っている状態」

どうしたらファッション迷子から脱出できる?」
心着地(ここちゃくち)のよい着こなしができるようになる。
そのために必要なのは軸。Kammy’sカラーマジックゼミでは7つの軸を用意。

Kammy’sカラーマジックゼミの7つの軸をマスターしたら?
ブランドでもトレンドでもなく、“色”を軸に据えたコーディネートテクニックで、自分軸を見つけ、この先もずっと愛せるワードローブを整え、活き活きと素敵に年齢を積み重ねている。

最後までお読み下さりありがとうございました。

今回は少し長すぎましたね。ごめんなさい。次回からは、もう少しコンパクトを目指します。
ではまた次回、こうしてご一緒できることを楽しみにしています。

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