色はアンチエイジングなファッションを可能にする

人生100年時代。
いよいよ後半1/2ライフ、何を着て過ごしたらいいんだろう…。
これまで似合っていた服は、なんだか微妙に合わなくなってきたようだし…。
と、アラフィフ悩めるファッション迷子の皆さんへ。

大丈夫ですよ!あなたには色の魔法がありますから!

こんにちは。かみい(よしのたかみ)です。

「何を着てもしっくりこない…」と感じる方々のために、色を上手に使って素敵に年齢を重ねる方法をお伝えしています。

名付けて「Kammy’sカラーマジックゼミ」。

このブログでは「Kammy’sカラーマジックゼミ」のエッセンスを、ギュギュッとコンパクトに役立つ情報に置き換えてお届けしています。是非、最後までお読み下さいませ。

色の自分軸をもつと、アンチエイジングなファッションができる

ぐらぐらしない自分軸をもてば、ファッション迷子から脱出することができそう、、、ということを前回お伝えしました。

前回もチラッと触れましたが、軸の考え方は色々あります。

私はカラリストなので、色という視点で軸を考えています。

それに何と言っても、身の回りには色が溢れていますし、そもそも色のない暮らしなんてありえませんからね。

そして、色で自分軸を作ることにはもう一つ意味があります。

それはアンチエイジングなファッションに色は欠かせないから。

正直なところ「アンチ」という言葉は余り好きではありません。
だから「アンチエイジング」という表現もファンじゃない。なんだか、人生にとって当たり前な、年齢を重ねるということに抗うみたいでスマートじゃない感じ。

とはいえ、適当な表現が見当たらないし、仮に見つかったところで伝わらなかったら元も子もないので、とりあえず「アンチエイジングファッション」としておきます。(そのうちに変わるかも)

若作りとアンチエイジングは別物

これ、何となく感じている人多いのでは?
無理な若作りって痛々しいですしね。

少し横道にそれるようですが、私は、着なくなった洋服を二回り年若い姪にあげています。
買い物の失敗はほとんどなくなっていますが、それでも、時々、やらかすので、姪に託するわけです。

大抵はユニクロやらGUが中心なのですが、着ている姿を見ると、あれれれれ?????

何だか違うぞ!私が着ていた時と!!!、、、、、ということが珍しくありません。
というか、ほとんどがそう。

高校生の娘をもつ友達に話したら、彼女も同じ事を言っていました。

何というかねー。違うんですよねー、どこかがねー。


ユニクロやGUあたりであれば、似合い方や着こなし方の違い辺りに原因がありそうなので、それほど痛々しいことにもなっていなかったとな思いますが(信じたい。。。)

とはいえ「若々しくしたい」という思いが先走りすぎると、残念危険度が高まりそうなのは目に見えています。気をつけないと。。。。。

年齢を重ねたら服選びの基準が否応なしに変わるというむごい現実

「お洒落は我慢」とも言われますが、段々と我慢できなくなりますよね。。。。。
というか、我慢したら健康に悪そうです。

ネックレスは軽い素材が肩が凝らなくていい。ピアスやイヤリングだって、軽い方がいい。
タイトなシルエットは窮屈で、足さばきが楽なボトムスがいい。

悲しいかな、エイジングと共にアイテム選びの基準がデザイン性からどんどんと遠ざかるんです。
我慢から楽ちんへ。ファッションのライフシフトです。ヤバイとは分かっていても、どんどんと自分に甘くなっていきます。

でもね、仕方のないことです。私たちのボディそのものが、少しづつ少しづつ、しんどさを感じるようになっているので、服という周辺装置で補おうとしているんですよね。

見方を変えれば、賢明な知恵です。

アラフィフ世代ならば、それほどシリアスな問題ではないかもしれませんが、おそらく60代半ばにでもなれば、間違いなくファッションのライフシフトは起こります。

現に、ヒールの靴、履かなくなっていませんか?
ペタンコ靴、楽ですよねー。

つまりは、デザイン性よりも機能性を優先させざるを得なくなるわけです。
悲しいけれど、仕方のないことです。悲しいけれど、仕方ありません。

肉体的な衰えを、アイテムでカバーするわけですから。

あるタイミングが来れば、特別な人でもない限り、何をどうしてもファッションのエイジングは始まります。

デザインの3要素:形・素材・色の中で、エイジングに逆らえるのはどれか?

デザインというと、形やシルエットのことと思う人が多いようですけれど、デザインは形と素材と色の3つの要素で成り立っています。

デザインは、基本的に、形・素材・色の3つで成り立っている

この中で、ファッションのエイジングに関わってくるのが、形や素材。

ゆったりしている方がいいな、とか、

軽くて暖かい方がいいな、とか、

夏なら風通しがいい方がいいな、とか、とかとか。

おのずと選ぶアイテムって絞られてきます。

着ている素材感とか、シルエット感から、年齢を感じるということないですか?

もし、そうならば、理由はこれです。

年齢を重ねると、どうしても見た目より快適性が優先になってきます。そうすると、どうしても、知らず知らずのうちに、快適軸の方向にシフトしているというわけです。

これが行き過ぎれば「ザ・おばさんファッション」になってしまうというわけです。

プライベートの服の色はファッションのエイジングとは無縁です

まぁ、強いて言えば、肌映り。(これは色の見えの現象なので、エイジングと大いに関係します)

あとは、ぽっちゃりしてきたから膨張色は避けたいとか。

テンション上げたいから明るい色とか。

このような理由で色を選ぶ人もいるかもですね。

でも、ぽっちゃりとか、テンションって、年齢とは関係ないですよね。若くても、ぽっちゃり対策やテンションあげあげ狙いで色を選ぶ人はいるわけですから。

となると、エイジングによって選択肢の幅が変わらないのは、唯一、色と言ってもいいわけです。

つまりアンチエイジングなファッションを可能にしてくれるというわけですよね。

やるじゃん!色!!!

素材や形選びに影響を与えている陰ボスの正体とは?

実は私、流行すたりに関係なくもう何十年もマキシスカート派なんです。
理由は単純で、足癖の悪さをカバーしてくれるから(恥ずかしながら行儀が悪いのです)

トップスとのバランスが取りやすいということもあって、なんだかんだ便利。

そして最大の理由は好きだから。

その一方で、袖幅はあるブラウスは、家事にしろ仕事にしろ作業性が悪いので、どんなに流行っていて、二の腕カバーの神デザインのように言われてもパス。

お出かけの時だって、着慣れぬがために、さばきが悪くって、うっかりとパスタソースでもつけそうで心配です。だから、張り切って買ってもやっぱり着なかったんですよねー。

そもそも、シャツもブラウスも余り好きではなく滅多に着ません。断然ニット派!

そもそも、形や素材って、知らず知らずのうちに行動や動作の影響みたいなものが関係して、選ばれることが多いようにも思うわけです。

お洗濯しやすい、とか、シワになりにくい、といった理由もありますよね。

これって、言い換えれば、形や素材選びには、すでに軸をもっているということです。

「え〜、私、そんな軸ないよ、、、」という方でもご安心を。

軸は作ればいいだけです。(これについてはまた別の機会にさせてくださいね)

依然としてぐらぐらしているのは色の軸かもしれない

エイジングが理由であれ、ライフスタイル(行動や動作)が理由であれ、知らず知らずのうちに、形や素材の軸は決まっていることもありそう、、、となると、ここはぐらぐらしていないわけです。

ここで、もう一度前回の復習を簡単に。

ファッション迷子の状態って、鏡の中の自分を見て「うん、これでOK!」とならずに「なんだかな〜、、、、、」と心がぐらぐらしているような状態でしたよね。

つまりは軸のない状態。(前回の復習はここまで)

デザインの3要素は色と形と素材の3つ。この中で、素材と形は、知らず知らずのうちに軸らしい物をもっていることもあるらしい。

となると、依然としてぐらぐらしているのは色の軸ということになりそうです


これはねー、仕方ないといえば、仕方ないんですよね。
なぜなら、気分やムードの影響を1番受けやすいのが色だからなんですよね。憧れとかね。
だからどうしても移ろうし、迷うことが多くなるんです。そうやって選ぶから、結果としてぐらぐらした選び方になってしまうんですよね。


というわけで、
「うん、これでOK!」とならずに、「なんだかな〜、、、、、」と心がぐらぐらしているような、ファッション迷子の状態から抜け出すためには、色の軸が決め手になりそうだ、となってくるわけです。

本日のまとめ

1)色の自分軸をもつと、アンチエイジングなファッションができる!
素材や形の選び方は、エイジングと連動しますが、色は連動させる必要がありません。

2)素材や形の軸は既に決まっているケースが多い。
ライフスタイルに対応してセレクトする傾向にあるので、あまりブレることがない。

3)ぐらぐらの正体は色の自分軸が決まっていないから
色選びの理由は、実は色々な思いがミックスされている。だから迷うし、移ろうし、ぐらぐらする。

【Kammy’sカラーマジックゼミの7つの軸をマスターしたら?】
ブランドでもトレンドでもなく、“色”を軸に据えたコーディネートテクニックで、自分軸を見つけ、この先もずっと愛せるワードローブを整え、活き活きと素敵に年齢を積み重ねている。

最後までお読み下さりありがとうございました。
ではまた次回、こうしてご一緒できることを楽しみにしています。


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