こんにちは、かみいです。
いかがお過ごしですか?
前回「黒は一体どれくらい難を隠してくれのか⁈」ということについてお伝えしました。
実はその後も、「色で難を隠すってどういうとことが可能かな…」ってあれこれと。
今回は、そのあれこれについて、共有できたらいいな、と思って、こうしてタイピングしています。
是非、文末までお付き合いくださると嬉しいです。
それでは、Let’s Gooooo
色は絶大な難隠しマスター
結論から言うと、色はもちろん、難を隠してくれます。
「上手な色使いというのは、いかに相手を不快にさせずに、相手を騙すことだ」
一瞬ギョギョギョっとなりそうな表現ですが、日本色彩研究所の、とある先生のお言葉。
お聞きしたのは、かれこれ30年近く前ですが、今でもしっかりと脳裏に焼き付いています。
言い得て妙!明言!!!
おそらく、「色彩心理」とか「色とイメージ」とか、そのような講義の最中だったと記憶しています。
「騙す」などの言葉が登場するので「ぬぬーん、、、」となる方もみえるかもですね。
けれども、実際に、色って、そういう見た目のこと、別の言い方をすれば、印象操作などは十分可能なわけですよね。
だからこそ、「ジャケ買い」というアクションが発動することもあるわけです。
パッケージを変えたら、売上がグンと伸びた!ということもあります。
反対に、デザイン変えたら、人気がガタンと落ちた、、、、、、ということもあったりしますよね。
因みに、私は「印象操作」という表現を好みません。なんだか悪意が隠されているみたいで。
ですから、「印象管理」や「印象のコントロール」などとお伝えしています。
ま、些細なことですが。。。。。
やはり私たちは、圧倒的に目から入る情報にかなり依存しています。
(通常の五感機能を使って生活している、ということを前提にするならばです)
その目から入る情報の中でも、色のウェイトはかなり高い。
特に短時間、瞬間的なインパクトという点においては、色は非常に高い影響力をもっています。
ということで、そういう色の作用を考えれば、「難を隠す」というのは十分に可能なことになります。
ファッションだけじゃなくて、インテリア、外装、色々なところ、色々なデコレーションで、この「難隠し」が実装されています。
では、ファッションに話を絞って。
難隠ししたいのは一体どこなのか?
そこで「難覚し」ということで色を使うとするならば、どういうことに気をつけて、ポイント絞っていったらいいのかな……ということについて、頭の中であるこれ考えていたわけです。
一番大事なのは、どのような難を隠したいかということをはっきりさせること。
これが基本です。
色は、非常にパワフルで働きものですけれど、万能ともも言い難い。
ですから、「1つの色で全部の難を隠してくれるワ〜〜〜」みたいな、そういう都合のいいことは滅多にありません。
オールラウンドプレイヤーとして期待してもダメということ。
「どんな難を隠してほしいのか」ということを、ハッキリさせておく。
これは「色の難隠し」を成功させる必須ポイントです。
体型の難隠し
体型…ボディライン、、、ごく一部の幸せな方々を除いて、体型に悩まない人っているのかと思います。
今ではお馴染みのパーソナルカラーですが、1980年代前半に日本上陸となれば、市民権を得るまでは長かった。。。。。
それに比べたら、骨格診断の浸透はアッと言う間だった気がするのは私だけでしょうか?
それもこれも、私たちが洋服を着るときに、真っ先に気になるのが体型問題ということの証です。
体型の悩みは人それぞれで、身長の高低に関わるものも定番ですが、それよりも何よりも、「細見せ」やら「着痩せ」に画策する人が多いのも事実。
これは、エイジングとともに発生するボディラインの変化にも関係していますから、かなりの割合で、お悩み相談にラインナップされています。
そして、このですから、まもなく
そして、「細見せ」やら「着痩せ」といったことになるならば、やはりなのですが、前回も取り上げたとおり、黒を筆頭としたダークカラーが、非常に強力な助っ人して働いてくれます。
働いてくれる=助けてくれる、ということです。
雰囲気の難隠し
その一方で、何か雰囲気のようなもの。
「やさしい印象に何か見せたいな」とか、「初対面だからフレンドリーな人柄って思われたいな」とか、
反対に、「面接だから少ししっかりした知的な印象を与えたいな」とか、
そのような場合というのは、無難な黒だからOKということでもなく、痩せて見えるからOK、ということでもなく、色で雰囲気をコントロールする必要があります。
余り親しくない間柄の場合は、特に、見た目の印象=その人の印象としてインプット⇒記憶定着しがちです。
この場合は色が持つ雰囲気やイメージの力に助けてもらう必要があります。
この色のイメージや雰囲気というのは、色相と言われる赤や黄色や青という、その色味がもつ雰囲気の場合もあれば、
実のところ、かなり多くの場合は、トーンの影響を受けています。
トーンとは、色調のことで、少しだけ専門的に説明すると、明度と彩度をミックスした考え方です。
もう少し簡単にすると、「明るい」とか「暗い」とか、「鮮やか」とか、「 控えめ」、「地味」といった、
色の調子のことです。
これが、かなりの割合で、雰囲気づくりに関わっています。
ですから雰囲気という面で、「難を隠す」というのか、 何かプラスの方向の雰囲気づくりをしたい場合は、トーンに注目する必要があります。
例えば、黒は「細見え効果」は確かに高いのですが、黒を着ている人に対して、すごくフレンドリーで優しい印象をもつか、、、となると、なかなかちょっと……という場合も多いですよね。
なのでどっちを優先させるかということです。
お肌の難隠し
例えば「肌を健康的に見せたい」とか、
お肌のトラブル(シミとか、くすみとか、ニキビみたいな赤っぽいところ……etc)
そのような「トラブルを目立たせたくないな」、であったり、
あるいは、と自分の肌はどちらかというと、血色がよいほうではないから、どうしても不健康に見られがち、といった場合などは、健康的に見られたいですよね。
このように肌の印象をプラスの方向に持っていきたいならば、やはりパーソナルカラー(顔映りの良い色)が非常に強力な助っ人として作用します。
見た目年齢の難隠し
どうしてだか、実年齢より老けて見られがち、、、となれば、「若作りとまではいかなくても、少しは若く見られたい」と思う物ですよね。
実年齢より、3歳ぐらい若く見えたら…、5歳ぐらい若く見えたら……、それは悪い気はしないはずでは?
というような、老けて見られたり、やつれて見える、などの難を隠して、「若々しく、活き活きと見せたいな」と思っている場合。
これもやはり、パーソナルカラーの色が非常に威力を発揮します。
「活き活きと見せる」ということに絡むならば、フルーツとか想像するとイメージしやすいかも。
活き活きしたフレッシュな状態のものって、ハリがありますよね。
それからツヤも。
お肌のハリやツヤも、トップスの色によって随分と見え方が変わってきます。
超簡単なセルフチェック方法あります。
簡単な確認の方法があります。
上半身を半分ずつ(右側と左側)に別々の色を充ててみる、というだけ。
実際に半分ずつ着るというのは難しいので、1枚着たら、もう1枚を縦半分に折って、上半身の片側に充てるというやり方がオススメです。
そして、これも大切なポイントですが、ちょっと冷静に自分を眺めてみる。
自然光の状態でセルフィー・自撮りしてみるのもいいですよ。
顔の筋肉のハリとか、頬の垂れ下がり方とか、左右で比較できたりします。
「半面相」と名付けて、よく実演もしました。この時間は人気でしたよ。
こういう場合も、パーソナルカラーの色は、やっぱり効力発揮します。
難隠しの助っ人カラーはTPOで使い分ける
TPOによって、隠したい難は違いますよね。
「難を隠す」という言い方は、少し後ろ向きかもしれないですね。
要はTPOによって、作りたいプラスの印象が違っているということ。
意識するしない、好む好まないに関わらず、色は着ることによって難を隠してプラスの方に「ポイントアップ見え」の場合もあれば、
反対に使う色によって、「ポイントダウン見え」ということもあり得るわけなので、
残念なことのないように、TPOに応じて、色の難隠しの使い分けをしてみる!
これも色の攻略法の一つなんじゃないかな、と思います。
ということで、今回、共有したかったことは、こんな感じです。
最後までお読みくださってありがとうございました。
ではでは、また。